オープンカフェ会津「起業」〜自分の世界をハンドリングする〜  with 會津価値創造フォーラム に参加してきた。

こんにちは〜!mooiのカザワです。

最近、黙々と家で作業することが多く、

決まった人としか喋らない生活をここ1ヶ月送っていました。

だんだん人恋しさが内から湧き出し。

そわそわしていたところ

大学時代の先輩から

「イベントあるからきたら?」

と誘われました。

いや、誘っていただきました。笑

「どれ、山里に降りてみようか。」と冬眠から冷めた熊の様な気分でした。

それで今回参加したイベントというのが、

オープンカフェ会津「起業」〜自分の世界をハンドリングする〜  with 會津価値創造フォーラム

写真の説明はありません。

参加したとは言っても、後半の一時間だけ参加しました。

人がたくさんいらっしゃいます。

久しぶりにこの様なイベントに参加したのでドキドキでした。

自分の世界をハンドリングする。

いい言葉ですね。ちゃんと操作しないといけませんね。人生。

それで、今回の主たる話が。

会津のエコシステム

エコシステム??

自然エネルギーとか??かな?

とか連想したんですけれど。

そうではなくて、

「会津でお金が回るシステムはどうやって作れるのだろうか。」

という、ことだったのです。

難しい。。

と思っていましたが、グループワークを進めていく中で

少しずつ姿が見えてきます。

  • 企業が出ていかない仕組み
  • 人が集まる仕組み
  • 会津で起業するプレーヤーを育てる
  • プレーヤーと伴走する人を増やす。
  • 大学を中心とする町づくり

などなど、たくさん意見のありました。

う〜ん。

色んな意見もあって気分は盛り上がりましたが、

すごい難しい問題だなぁと感じました。

僕の考え

「大学を中心とした会津の町づくり」

っていうのが一番、会津の代謝(金銭や人)が上がると思っています。

理由

オランダで農業の技術が発展した背景に、

大学農業法人行政の関係性が重要だなと感じだからです。

大学を囲むように、巨大農業法人がいくつも立ち並び、様々な出資の方法で農業技術の研究が行われていました。

例えば、ある研究事業Aに対して、行政負担が8割を超えた場合は即オープンソースとして周囲の農業法人へ還元されて、

ある研究事業Bに対して、ある農業法人の出資が5割ほどある場合は3年間だけその法人のプライベートソースになるという仕組みです。※正確な割合は忘れてしまいましたが、こんな感じでした。

これってすごい、おそらく爆速で技術が発達する仕組みなんだろうなと思いました。

現状、オランダは生産はもちろんのこと、あらゆる施設栽培で最先端を走っています。お隣韓国のパプリカ栽培や、日本で最近できているフェンロー型ハウス(オランダの家の形のようなハウス)のほとんどがオランダ発祥です。

「フェンロー型ハウス」の画像検索結果

この大学と法人と行政の関係を成立させるためには、地域の人の理解やある程度のITリテラシーなどが必須なような気がします。

会津をみてみると、僕自身、農業関係の仕事で多くの農家さんや年配の方々とお話しすることがありましたが、圧倒的にITへの抵抗がすごいです。

めっちゃ圧倒的抵抗です。

例えば

「お金は振り込みではなく現金で」

こういう考えの会津の農家さんて6割くらいいるんですよ。体感で。おそらく農家さんだけでなく、同じ世代の方達だと多いでしょうね。

そして、多くが有権者の方々です。考えてみると確かに、ITが流行ったのってここ二十年くらいだし、無くても支障がないものわけだったので仕方はないですが。

おそらく多くの日本の地方はこんな感じで、農業のIT化、効率化が思うように進まないのもこれが原因だと思いました。

この現実をみたときにITってのが関東では多数派なのに地方に来ると少数派になってしまいます。益々、突き放されてしまいます。そして地方の代謝がどんどん落ちてしまいます。

※以上は僕なりの分析です。あんまり、ただの25歳の男がマクロ的なことを語っても痛いだけなのでこのくらいにしておきます。自分のブログなんでたまには言いたいことも言わないとですね笑 (ITが何で爆速で成長するのかとよくよく考えたらユーザー自身がITへの恩恵や意識が向いているからであって、農業って生産者さんがアナログである以上成長しにくかったんだろうなと思いました。あと、効率が悪くても補助金で何とか賄えてしまう時期があったのも理由かなと。)

解決策?

では、どうやると若者と年配者が住みやすくなるか?

僕の考えとしては公共機関の充実だと考えています。

そもそも、平均所得が低い会津若松市なのに、一家で3,4台車持っている家が結構あります。

これ、絶対町づくり失敗してるでしょって思います。何で車をそれぞれが持つような町づくり設計にしてしまったのか。車なんてサラリーマンの若者が保持したら、若者のうちに必要なお金が貯まるわけがない。

公共機関と住宅地をもっと賢く作っていたら、年配の方の足にもサラリーマンの足にもなったはず。

何で所得が低い地方の方が贅沢品である車を所有するスパイラルになってしまうのか。謎ですね。

正直、若者が地方に住むメリットがない。

そして農家さんを回っているときに気づいたのが、だんだん免許を返納する人がものすごい数いるってことです。

どうすんですが、山沿いの集落の人達。容易に街に行くこともできない。

ちょっとヘイトな記事になってしまいました。

とりあえず、いい方向に。有権者がしっかりと享受できるスマートな仕組みに。スマートシティ会津の計画が進んでいけばいいなと思いました。

以上です!

最後に、この記事をあげようかずっと迷っていましたが。あげちゃいます。

言いたいこと書くのも一つの発信ですしね。笑

では!

トマト専門ブログもはじめました〜!

1 COMMENT

なりけん

いつも応援してます。

なかなか考えさせられる内容でしたね。

会津生まれ会津育ちですが地元にいるあまり、考えることを放棄しちゃっています。

カザワさんがんばってください(*゚∀゚*)

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